2022年度台灣米山學友會日本留學生獎學金
(社)中華民國扶輪米山會
社団法人中華民国扶輪米山会は﹐かつて日本に留学し﹐日本のロータリークラブ会員から支援を受けた仲間の集まりです。日本留学中に“ロータリー米山記念奨学生”として選ばれ﹐経済的支援を得ることによって﹐安心して研究に励むことができました。特に﹐日本のロータリアンとの交流によって﹐日本の文化・習慣を身近に感じ日本人の心に深く触れることができ﹐素晴らしい留学生活をおくることができました。この体験は﹐今でも私達の心に“宝物”として刻まれています。このような「日本でお世話になった恩返し」の形の一つとして﹐日本人若手研究者を対象とした奨学金制度を立ち上げました。2022年度の採用は3~6名です。
特長は﹐私達が日本で体験した「カウンセラー制度」を導入している点です。台湾で勉学・研究に励みながら﹐台湾社会で活躍する台湾米山学友との交流を育み﹐台湾社会・文化・学術・技術交流の担い手となる日本の若手研究者を募集します。
Ⅰ.応募資格
一、 日本国籍を持つ者。
二、 2022年9月よりすでに台湾の大学院修士課程または博士課程に正規生として在籍している者。(学部生、短期生、交換留学生は対象外)
三、 台湾の大学院への入学申請を行い﹐入学許可書を2022年6月10日までに当会に提出予定の者。(入学が許可されなかった者は最終選考の対象となりません)また台湾にある大学院に在籍している者。
四、 1987年9月1日以降に生まれた者(35歳未満の者)。
五、 心身共に健全な者。
六、 当奨学金と同時に他の奨学金の支給を受けないこと。奨学金の二重受給を禁止します。(授業料免除は二重受給とは見なさない)
七、 台湾の学校での授業が英語で行われる場合であっても﹐中華民国扶輪米山会のメンバーとの交流のため﹐中国語を学ぶこと。
※次の場合は﹐奨学生としての資格を失います
①在籍大学や課程・専攻を変更した時,その時点まで前受け取った奨学金を返還すること。
②奨学金申込書類の記入事項に虚偽が発見された場合。
③奨学期間中14日間以上﹐カウンセラーとの連絡を断った時。
④当会の名誉を傷つける言行があった場合。
⑤米山奨学生として相応しくない行為を取った場合。
Ⅱ.採用人数:3~6名
Ⅲ.奨学期間
1. 奨学期間は2022年9月から2023年8月の間の12ヶ月間。
2. 採用決定時に決まった奨学期間の変更は原則としてできない。
3. 奨学期間中の帰国ならびに他国での研修は原則としてできない。
4. 奨学期間中に在籍大学院を変更することは原則としてできない。
5. 奨学期間中に卒業し、その後原則として奨学金を受けないこと。
Ⅳ.奨学金・補助金と支給
奨学金月額NT$25,000。奨学金は﹐毎月必ず中華民国扶輪米山會が指定するロータリークラブの例会出席の際﹐また中華民国扶輪米山會年次大会およびイベントに出席する際に﹐支給される。※渡航費、入学金、授業料、宿舎料は個人負担とし,支給しない。
Ⅴ.応募に必要な提出書類
1. 申込書(所定用紙使用)*使用言語:中国語
2. 研究計画概要(使用言語:中国語﹐1,600字以内)
3. 台湾の大学院に入学申請をしたことを証明する書類(入学願書のコピーなど)また﹐今の時点台湾の大学院に在籍している者は在籍証明書を提出すること。
4. 成績証明書(出身大学および現在在籍する大学における全学年の成績証明書(当該機関発行のもの。コピーは不可)
5. 最終出身校の卒業ないし修了証明書﹐または卒業見込証明書(当該機関発行のもの。コピー不可)﹐台湾の大学院からの入学許可書のコピー
6. 指導教員の推薦状(中国語訳付き)
7. パスポートの写し(国籍が確認できる部分)
8. 中国語運用能力を示す証明書(公式テストのスコアや検定試験結果通知のコピーなど)台湾での大学・大学院での講義に支障なく参加できる中国語運用能力があることを証明してください。日本中国語検定など様々な機関が検定試験を実施しています。限定はしませんのでお手持ちの検定結果のコピーを添付してください。
9. 写真2枚(4×5cm)(1枚は申込書に貼付し﹐あとの1枚は氏名を記入の上﹐傷がつかないよう同封する。)
10. 定型封筒1枚(23.5㎝~12㎝以内)応募者の現住所を宛名書きした封筒﹐切手なし,合否通知を送付用
11. 上記応募に必要な書類1〜10は郵送、そして1〜8メールでファイルも送ること
当会メール﹤yoneyama.rotary@gmail.com﹥
Ⅵ.申込受付の場所と締切り期日
応募者はⅤ.1~10の提出書類を揃え﹐最終締切として2022年6月10日消印日有効﹐下記に書留便にて郵送する。だたし﹐「入学許可書」は発行を受けた時点での提出とするが﹐最終締切は2022年6月10日とする。
1、応募書類受付窓口
〒105-405台北市松山區南京東路三段285號9樓
中華民國扶輪米山會
2、募集に関する問い合わせ窓口
中華民国扶輪米山会奨学金係
幹事長:歐怡文
Tel:02-2701-1438FAX:02-2200-7602
E-mail:yoneyama.rotary@gmail.com
Ⅶ.選考と採否について
一、 2022年6月10日までに消印日有効,応募書類を提出した者を対象に書類選考を行う。
二、 書類選考を合格した者は7月上旬までに面接選考を受ける者を発表し﹐7月下旬台湾で面接選考を行う。
三、 最終合格通知発送:2022年8月初旬予定﹐扶輪米山会選考委員会から合格者に対してのみ合格通知を送付する。
【(社)中華民国扶輪米山会奨学生に求められる条件】
一、 (社)中華民国扶輪米山会奨学生としての義務
(一) 奨学生は﹐奨学期間中﹐必ず以下の会合に出席する。奨学金はその席上で渡される。
1. 中華民国扶輪米山会年次大会に出席すること。
2. 中華民国扶輪米山会が指定するロータリークラブの例会(クラブの招待により)に出席すること。
3. 中華民国扶輪米山会が開催するイベントに出席すること。
(二) 奨学生には﹐カウンセラー中華民国扶輪米山会が決められる。
(三) 年2回奨学生レポートをカウンセラー経由にて﹐(社)中華民国扶輪米山会に提出する。提出期限(1)11月中旬締切(2)5月末締切内容:1,600字程度(使用言語:中国語。
二、 アピールの場と交流促進
学友会理事会やロータリークラブ例会で卓話(スピーチ)を行い﹐学友会が企画するセミナーや総会などに積極的に参加するなど﹐台湾学友会との交流を通して相互理解を深める。
三、 台湾留学終了後は﹐台湾と日本との親善・交流に貢献
四、 台湾留学後は留学で培った人間関係や親善・交流の経験を大切にし﹐台湾と日本との懸け橋となる人材が求められる。
五、 明確な研究課題を持ち﹐良好な人間関係を育み親善・交流の担い手に
六、 明確な研究課題・計画を持ち﹐異文化間交流や良い人間関係を維持することができる能力を有し﹐(社)中華民国扶輪米山会の活動を理解し﹐会員との交流を通して相互信頼関係の醸成に努める。
七、 カウンセラー制度におけるコミュニケーションの手段として両国の言語を積極的に使い﹐交流・親善に努める。